英会話講師ママ おすすめ英語絵本【月齢別】

バイリンガル育児

はじめに

高い英語教材を使わなくてもできる英語教育といえば絵本の読み聞かせですね。幼い頃から英語が生活の中にあるという環境は今後の英語学習の入り口としてとても良いと思います。親子で楽しい時間を過ごすことが何より大切ですので、発音などは特に気にしなくて大丈夫ですが、ハリウッドセレブや作者本人が読み聞かせをしている動画などもありましたので参考までにリンクをつけておきます。

絵本は、私が2歳になる娘に実際に毎日読んでいる本を紹介します。使い方次第でインプットとアウトプットどちらの練習にもなるのが英語絵本のメリットです。

0ヶ月〜 英語絵本

まだ首も座っていないふにゃふにゃの赤ちゃん期、はっきりとした色の絵本のほうが娘はじーっとみてくれていました。起きている貴重な時間にコミュニケーションの一環として毎日一冊読んであげていました☺︎

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?

Eric Carleならではのとても鮮やかで、個性的に描かれた動物たちがたくさん出てくる絵本です。同じ文章を繰り返しているので英語が苦手でも読むのが簡単で定着しやすいです。動物の名前や色を覚えるのに最適な英語絵本になっています。1歳半くらいからは最後の動物達が大集合しているページでWhere is the yellow duck? (黄色のアヒルはどこ?)、What color is the cat?(この猫は何色?)などと聞いて子供と遊んでいました。

The Very Hungry Caterpillar

こちらもエリックカールの有名な絵本です。日本でもはらぺこあおむしとしてとても人気ですので、すでに日本語版は持っている方も多いのではないでしょうか。カラフルな食べ物がたくさん出てきてとてもお洒落な絵本です。食べ物の名前や数字、曜日を覚えるのに最適な英語絵本になっています。個人的にはone piece of chocolate cakeやone slice of watermelonなど切り分けると不可算名詞になる食べ物の数え方も自然に覚えられる点がいいなと思っています。

Good Night, Gorilla

Peggy Rathmannさんのカラフルで美しい絵本です。動物園のお話なのでたくさん動物が出てきますが、セリフはなんとGood Night〜だけです。夜のお話なのですが、ピンクや紫、水色が多くとても鮮やかで大人も見とれてしまいます。全ページにバナナを引きずるネズミさんが出てくるので、子供が少し大きくなるとネズミさんがどこにいるのか見つけ合いっこして遊べます。実はページを進めるごとに時間の経過がわかる工夫があり(娘と3つ見つけました^^みなさんも是非探してみてください)、何度か読んでいるうちに気が付く新しい発見がありとても楽しい絵本です。

6ヶ月〜

6ヶ月を過ぎると腹ばいになって自分でページをめくるようになる子も増えてきますよね。娘はこの頃から仕掛け絵本に夢中になっていたので、何冊か紹介したいと思います。

Where Is Baby’s Belly Button? 

こちらはKaren Katzsさんの仕掛け絵本で、〜はどこ?と仕掛けをめくると体のパーツが出てくるので、目や手などの部位を覚えるのに役立つ絵本です。さらにbehind the cup!やunder her hat!など前置詞も覚えられます。娘はberry buttonがお気に入りで、お風呂に入るたび自分のおへそを指差してberry button!と教えてくれます^^

Dear Zoo

Rod Campbellさんの仕掛け絵本で、動物園からたくさんの動物がペット候補として送られてくるといった内容の楽しい絵本です。なぜお家で飼えないのかそれぞれの動物の特徴を一言で説明してくれてます。動物の名前は書かれていないのですが、elephantやsnakeなどメジャーな動物ばかりなので英語が苦手なママでも大丈夫だと思います^^

Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?

こちらはBrown Bearと同じシリーズの絵本で仕掛け絵本ではないのですが、ボタンを押すと動物の鳴き声が聞ける仕組みになっている、鳴き声も楽しめる絵本です^^(動画のように同じタイトルで鳴き声ボタンが付いていない通常の絵本もありますので購入の際はご注意ください。)

絵本を読んでいないときでも一人でボタンを押して鳴き声を楽しんでいました。個人的にはシマウマの鳴き声を初めて聞いて驚きました笑

1歳〜

A Color of His Own

Leo Lionniさんの絵本で、様々な色に変身できるカメレオンが、自分の色を持っている他の動物が羨ましくなってしまい、自分の色を探すというとても興味深い内容の本です。たくさん色が出てくるので、色の名前を覚えるのにも役立つ素敵な絵本です。

GUESS HOW MUCH I LOVE YOU

野うさぎの親子がどのくらいお互いに大好きかを色々な表現で競い合っている可愛らしい絵本です。最後は子うさぎが疲れて寝てしますので、寝かしつけ時の絵本としても使用していました。これまでの絵本よりも少しだけ文字数が多いので、あまり英語に慣れていないお子さんの場合、最初は日本語で解説も入れながら読み聞かせると飽きずに最後まで聞いてくれると思います。

GOODNIGHT MOON

まず目を引くのは緑色の壁に赤い床、黄色の家具といった配色の鮮やかさです。先ほど紹介したGood Night, Gorillaとはまた違いますが、日本の絵本にはあまりない色遣いの美しさです。こちらの絵本の特徴はGoodnight Bears Goodnight Chairsといったように韻を踏んだリズミカルな文章です。日本語版も人気ですが、是非英語版で読み聞かせしてほしい一冊です。

DON’T PUSH THE BUTTON!

絶対に押してはいけないボタンを押してみると…?Larryの身に様々な事が起こって、一緒に楽しめる参加型絵本です。1歳半頃から理解し始めて、2歳になる今ではとても楽しんで毎日自分で読んでいます。なんと作者自ら読み聞かせをしている動画を見つけましたのでお楽しみください。(※私の持っているバージョンとほんの少しボタンを押す前の内容が違う箇所がありました)

番外編

馴染みのない絵本を英語で読むことにハードルが高いと感じる方は、日本の絵本で、英訳出版されているものを選ぶのもおすすめです。私も実家に保存されていた幼少期の絵本を、子供には英語版で購入して読み比べて日本語と英語どちらも楽しんでいます!日本語から英語になっている本をみると、日本語の主語の多彩さに改めて驚いたりしますよね。英語絵本を通して普段は気にしない日本語の素晴らしさなどにも気づける良い機会になるのではないでしょうか。

The Goldfish Got Away(きんぎょがにげた) 

福音館書店から出版されている「きんぎょがにげた」の英訳版です。もともと日本語の絵本も大好きだったので英語版があるとわかって即買いしました笑

読んだことのあるお母さんも多いと思いますが、文章がとても少なく、同じ内容の繰り返しなので英語も難しくなく、月齢の低いお子さんからずっと楽しめる一冊だと思います。子供ってごちゃごちゃした絵が好きですよね^^動物や傘など子供に馴染みのある物がたくさん描かれているので、金魚を探す以外にもたくさん語彙を伸ばせる絵本だと思います。

Guri and Gura(ぐりとぐら)

大ベストセラーのぐりとぐら。文章が多くて少し難しいかもしれませんが、お料理に使える表現なども多いのでオススメです。最初は飽きてしまってなかなか最後まで読み切れずポイントだけ読んだりしていましたが、2歳すぎた頃から楽しんで最後まで聞いてくれるようになりました。

おわりに

紹介した月齢はあくまでも参考程度ですので、0歳児のうちはあまり気にせずに好きな絵本を読み聞かせて良いと思います。うちの子供の場合は1歳をすぎて動き回るようになると、落ち着いて聞いていられる時間が短くなったので、なるべく興味をひく仕掛けのある絵本や短めで色鮮やかな絵本を読むようにしていました。2歳以降は絵本が大好きで平気で4、5冊は集中して聞いてくれるようになったので、少し難しい長めの文章の絵本でも楽しめるようになりました。(読み手は大変ですが…)

英語絵本読み聞かせの目的が英語学習となってしまうと、お互いに疲れてしまいます。読み聞かせは幼少期のお子さんとの大切な時間になるものです。思い出したときに幸せな時間だったと思えるよう気負わず楽しんでほしいと思います^^

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