【海外在住・母子留学】子どもの現地の習い事どうする?大学受験も見据えた選択肢とは。

海外で子育てをしていると、悩むのが「子どもの習い事をどうするか」。

日本にいたときは、近所にピアノ教室やスイミング、そろばん、英会話など、たくさんの選択肢がありました。

でも海外に引っ越すと、同じようにはいきません。

日本語で受けられる習い事は限られているし、あったとしても自宅から遠かったり、日本より料金が高かったりすることもあります。

さらに、海外での生活が長くなってくると、

「せっかく海外にいるのだから、現地の習い事を英語でやらせたほうがいい?」

「でも、いきなり英語で習うのは大丈夫?」

「日本で続けていた習い事は、やめたほうがいい?」

「将来、海外大学や日本の大学を受験するときのことも考えたほうがいい?」

など、いろいろ考えるようになります。

我が家も実際に海外生活をする中で、習い事について考える機会が増えました。

今回は、海外在住・母子留学などで子どもの習い事をどうするか迷っている方に向けて、我が家の経験も交えながらまとめてみます。

海外に引っ越したら、日本でやっていた習い事はどうする?

海外へ引っ越すと、「現地の習い事を探さなきゃ」と思いがちですが、必ずしも日本でやっていた習い事をやめる必要はありません。

むしろ、長く続けたいと思っている習い事なら、日本にいたときから継続する方法を考えておくのもひとつです。

特にピアノやそろばん、英語、日本語学習などは、オンラインで続けられるものも増えています。

日本で習っていた先生がオンラインレッスンに対応してくれる場合もありますし、海外在住者向けのオンラインサービスを利用する方法もあります。

海外に引っ越したからといって、今まで積み重ねてきたものを一度リセットする必要はありません。

子ども本人が「続けたい」と思っているものは、海外に行っても続ける方法を探してみてもいいと思います。

大学受験も考えるなら「何を続けるか」も大切?

海外で暮らしていると、将来の進学について考えるタイミングも早くなることがあります。

日本の大学を受験するのか、海外大学を目指すのか、まだ決まっていなくても、長く続けてきた活動や資格、グレードなどが、進学先によっては出願時の材料として扱われることがあります。

海外大学への進学や奨学金などを考えている家庭では、勉強だけではなく、スポーツ、音楽、芸術、ボランティアなどの活動を継続しているケースもあります。

もちろん、「この習い事をやっていれば大学受験に有利」という単純な話ではありません。

大学や入試制度によって評価されるものは違いますし、何より子どもが興味を持って長く続けられることが大切です。

ただ、将来の進学先がまだ決まっていないからこそ、

「好きで続けていることを、海外に行ったからといって全部やめてしまわない」

という考え方もありだと思います。

「いきなり英語で習う」のは意外とハードルが高い?

海外に住んでいるなら、習い事も英語でやらせたほうがいい。

そう思う方もいるかもしれません。

もちろん、現地の習い事を英語で受けることは、英語を使う貴重な機会になります。

ただ、学校で使う英語と、習い事で使う英語は少し違います。

たとえばピアノなら、音符やリズム、楽譜の読み方など、レッスンならではの専門用語が出てきます。

スポーツでも、先生の説明やルール、指示を英語で理解しなければなりません。

グループレッスンなら、先生とのやり取りだけではなく、ほかの子どもたちとのコミュニケーション、保護者同士の交流も必要になります。

つまり、

「英語を理解する」

+

「新しいことを覚える」

という2つを同時にやらなければならないことがあります。

英語にまだ慣れていない子どもにとっては、これが思っている以上に大きな負担になることもあります。

日本でもマレーシアでも大人気の習い事「ピアノ」

我が家ではマレーシアでピアノを習っており、Trinity College Londonのピアノグレード試験にも取り組んでいます。

マレーシアではイギリス英語の影響が強く、ピアノの教材でも、

  • semibreve(全音符)
  • minim(2分音符)
  • bar(小節)

など、日本で習っていたときにはあまり馴染みのなかったイギリス英語の表現が出てきます。

アメリカ英語では whole note、half note、measure などと呼ばれるものです。

英語がまだ十分に分からない状態で、初めてのピアノを英語で習うとなると、さらに大変ですよね。

「日本語で続ける→慣れたら現地へ」という方法も

そこで選択肢のひとつになるのが、

まず日本語で習い事を続ける、もしくは新しく始める → 海外生活に慣れてから現地のレッスンに移る

という方法です。

たとえばピアノなら、最初は日本語のオンラインレッスンで続ける。

家で練習する習慣を維持しながら、英語にも慣れてきたら、現地の先生のレッスンを受けてみる。

この方法なら、

「英語が分からなくて、習い事そのものが嫌になってしまう」

ということも避けやすくなります。

特に、海外に引っ越したばかりの時期は、学校生活だけでも子どもにとって大きな変化です。

新しい環境に慣れることを優先して、習い事は日本語で継続するという選択肢があってもいいと思います。

海外在住でもピアノはオンラインで続けられる

ピアノは、海外在住でも比較的オンラインに切り替えやすい習い事のひとつです。

電子ピアノなどがあれば、自宅からレッスンを受けることができます。

日本で習っていた先生がオンラインに対応しているなら、そのまま継続できる可能性もあります。

また、海外在住の子ども向けにオンラインでレッスンをしている先生を探す方法もあります。

特に、

  • 日本語でレッスンを受けたい
  • 日本の教材を使いたい
  • 日本で取得していたグレードなどを継続したい
  • 海外にいても定期的にピアノを続けたい

という場合には、オンラインは便利な選択肢だと思います。

一番おすすめなのが、日本語でも、英語でも挑戦できるオンラインの音楽教室です。

👉オンライン音楽教室Arts&Culture School(バイリンガル講師等)をチェック

オンラインでの習い事サービスはたくさんありますが、特にこちらのオンライン教室では、日本語、日英バイリンガル、英語100%と講師を選べるので、お子様の英語レベルや性格に合わせて講師を選ぶことができますので特におすすめです。

無料体験もあるので、ぜひ参考にしてみてください。渡航後は環境が変わり疲れも出やすいので、事前に準備して慣らしてあげてから渡航するのが一番効果的かと思います。

日本語の習い事はオンラインが便利

海外在住の日本人家庭では、ピアノ以外の習い事でもオンラインを上手に利用している家庭が多いです。

たとえば、

  • オンライン英会話
  • オンラインそろばん
  • オンラインプログラミング
  • 日本語のオンライン学習

など。

日本で続けていた習い事をそのまま継続したい場合はもちろん、海外で新しく習い事を始めたいけれど、いきなり英語でレッスンを受けるのはハードルが高いという場合にも、まずは日本語のオンラインレッスンから始める方法があります。

私の周りでは、特にピアノ・英会話・そろばんが人気です。

人気の習い事第一位はまさかの「英語」

実はマレーシアの習い事で日本人家庭がよく取り入れているのが、「英語」です。

「インターナショナルスクール=英語ができるようになる」と思って、移住を検討している方も多いかもしれません。

しかし、インターナショナルスクールに通えば、必ず英語ができるようになるとは限りません。

これまで他のご家庭もたくさん見てきましたが、英語が伸びるかどうかは、年齢や入学時の英語力、学校外での環境などによってもかなり違います。

「インターナショナルスクールに通えば英語力はどのくらい伸びるのか、逆に伸びないケースはどんな場合なのか」については、後ほど別記事で詳しくまとめます。

移住を検討する上で知っておいてほしいのは、インターナショナルスクールは英語を学ぶ「英語学校」ではなく、英語を使って算数や理科などの教科を学ぶ場所だということです。

そのため、最初からある程度の英語力が求められる学校も多くあります。英語で教科を学ぶため、難易度も高くなります。

こちらの記事も参考にしてください。

👉 「留学前に知っておきたい!?英語で英語を学ぶための必須英単語」

マレーシアのインターナショナルスクールでは、入学時に英語テストがある学校も多く、英語力が基準に達していない場合は追加クラスを受講することで入学が許可されるケースも多いです。

我が家の学校も追加の英語クラスがあり、受講すると学費が倍になります。

我が家の場合

マレーシアに来た当初は、ほとんど英語が話せない状態で、3歳からインターの幼稚園に通い始めました。

幼稚園の入学時は、簡単な自己紹介ができるかどうかを見る程度のテストだったため、英語がほとんど話せなくても入学でき、追加の英語クラスもありませんでした。

最初は先生からコミュニケーションについて連絡をもらうこともありましたが、学校だけでなく、放課後に近所のインド系ファミリーと毎日のように遊んでいたことも影響して、KG2になるころには、先生から「日常会話や授業でのコミュニケーションは全く問題ない」と言われるようになりました。

その後は、英語を話すだけでなく、自分の考えを英語で伝える力を伸ばすため、習い事でドラマやパブリックスピーキングに取り組んでいます。

周りを見ても、下記のような無料体験が可能なオンライン英会話や家庭教師を利用して、学校以外でお子様に合った講師と英語学習をしているご家庭がとても多いです。

👉まずは日本人講師とオンライン英語学習 ワールドトークをチェック

もちろん、入学時の英語力によっては、学校以外で特別な学習をしなくても英語ができるようになる子もいます。

一方で、学校で意思疎通ができない状態が長く続くほど、本人にとって大きなストレスになることもあります。そのため、なかなか学校生活に馴染めず、1年も経たないうちに帰国してしまう子も少なくありません。

人気の習い事「そろばん」

保護者の間でよく話題になるのが、算数や計算の教え方が日本と異なるということです。

特に、計算力や暗算力をしっかり身につけてほしい場合や、将来的に日本へ帰国する可能性がある場合には、日本でも人気の習い事であるそろばんを継続したり、新たに始めたりすることを検討するご家庭も多いようです。

実際に、算数の計算練習や進め方については、少し物足りなさを感じるという声も保護者の間で聞かれます。

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日本語の勉強は「習い事」とは別に考える

海外生活が長くなると、学校で英語を使う時間が増える一方で、日本語の読み書きは意識して取り組まないと遅れてしまうことがあります。

我が家では、家庭で日本語の勉強をするために、日本のドリルなども取り入れています。

使っているのは、

  • 学研のドリル
  • 公文のドリル
  • 漢検のドリル

など。

タブレット学習なら、スマイルゼミのような教材を利用する方法もあります。

海外にいると、日本の教材をすぐに買える環境ではないので、必要なものは日本に帰国したときなどにまとめて購入しておくと便利です。

→ 学研のドリルをチェックする

→ 公文のドリルをチェックする

→ 漢検のドリルをチェックする

水泳は学校でできるなら、外部スクールが必要ない場合も

習い事を考えるとき、我が家で助かっているのが学校の水泳の授業や課外活動(CCA)です。

通っているインターナショナルスクールにはプールがあり、年間を通して水泳の授業があります。課外活動でも水泳を選べるため、うちの子どもは週2回スイミングのレッスンを受けています。

課外活動は週3回あり、ほかにもサイエンスの実験クラブとテコンドークラブを選択しています。

学校に問い合わせる際は、課外活動の選択肢も確認しておくと、学校でできることと外部で追加する習い事を分けて考えられます。

我が家の場合

上記した通り、我が家では子どもが3歳のときに海外へ来ました。

比較的早い時期から英語環境に入ったため、オンライン英語で慣れてから現地の習い事を始める、という方法は取りませんでした。

マレーシア生活に慣れてきた2年目頃、クラスのお友達に近所の習い事へ誘われたことをきっかけに、現地の教室に通い始めました。

インターナショナルスクールでは、周りの家庭から習い事や資格、海外大学への進学などの情報を得る機会もあります。我が家も、今楽しめることだけでなく、将来につながる可能性も意識するようになりました。

現在は、Trinity College Londonのグレード試験に対応しているピアノとドラマの教室に通っています。

とはいえ、一番大切なのは、子ども自身が楽しんで続けられること。好きなことを長く続けた結果、将来の選択肢のひとつになればいいなと思っています。

海外在住なら、現地の習い事だけにこだわらなくてもいい

海外に住んでいるからといって、すべてを現地の教室で学ぶ必要はありません。

例えば、学校では英語、習い事は日本語のオンライン、家庭では日本語のドリルというように、目的に合わせて使い分ける方法もあります。

特に海外移住の初期は、学校や生活環境が変わり、子どもにとって負担も大きくなりがちです。無理にすべてを英語環境にするのではなく、英語を学ぶことと、習い事の技術を伸ばすことを分けて考えると、選択肢が広がります。

また、オンラインでの習い事は、慣れ親しんだ日本語で学べるだけでなく、子どもにとって息抜きの時間にもなります。

日本で続けていた習い事をオンラインに切り替えたり、学校の課外活動を活用したり、慣れてから現地の教室に通ったり。子どもの興味や生活に合わせて組み合わせればいいと思います。

海外生活だからこそできる現地での経験と、日本語で積み重ねられるオンライン学習や家庭学習。それぞれのよさを活かしながら、子どもに合った習い事を選んでいきたいと思っています。

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